TEL.0565-28-1446
〒471-0833 愛知県豊田市山之手7丁目2番地
当社は、自動車の車体組み立て工場で使用される電気抵抗溶接の銅電極チップを、 精密自動NC旋盤を用いて量産加工しており、これまで自動量産・高精度加工が困難な軟素材である、
銅の切削技術を駆使し、ハイサイクル化と異形ワークにも対応できる独自技術などを磨いてきました。
また近年、さらなるコストダウンに対応するため、旋盤加工のみならず、素材形状から見直すVE提案や、 鍛造プレスと切削加工を組み合わせた銅の複合加工にも取り組んでおり、同業他社とは一線を画した
新たな取り組みを行っております。
ある特定の加工しか行わない単能機から、さまざまな品種の加工に対応できる自動NC旋盤に移行してきました。 これによって、キャップチップの寸法安定化と、高回転仕様にしたことで面粗度の向上も図っています。
また、10万個を超える数のキャップチップの作業者による全数検査を、画像検査機を用いた機械化システムを構築し、 不良の社外流出が極めて少ない検査プロセスを構築しています。
全切削加工からプレスと切削の複合加工へと技術改良を図り、材料の歩留まり率を向上させています。
これにより、切削範囲を減少させる改善を徹底しており、従来を超えるハイサイクル化と製造コストの削減を実現しております。
自動NC旋盤の仕様を高速オートローダー方式や高回転タイプにすることで、サイクルタイム及びリードタイムの削減が可能な製造プロセスを構築してきました。
また、機械を専用機にせず、多品種生産が可能になるよう、治具やチャッキングツールに独自の改良を加え、フレキシブルな交換を行うことで、数百種類の品目を扱っていても、短納期のユーザーのニーズに応えられる生産システムを構築しています。